日本における社会保障の概念と意義、社会保障の対象について、日本の歴史的変遷を踏まえて述べなさい

閲覧数556
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    日本における社会保障の概念と意義、社会保障の対象について、日本の歴史的変遷を踏まえて述べなさい
    引用・参考文献
    ① 社会福祉学習双書編集員会 編『社会福祉学習双書2021 第6巻 社会保障論』
    ② 社会保障制度審議会(1950)社会保障制度に関する勧告
    ③ 総理府社会保障制度審議会事務局(1995)社会保障体制の再構築(勧告)~安心して暮らせる21 世紀の社会をめざして~
    http://www.ipss.go.jp/publication/j/shiryou/no.13/data/shiryou/souron/21.pdf
    ④ 平成24年 厚生労働白書 第3章 日本の社会保障の仕組み(2012)
    https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/12/dl/1-03.pdf

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    日本における社会保障の概念と意義、社会保障の対象について、日本の歴史的変遷を踏まえて述べなさい

    わが国で社会保障という言葉が用いられたのは戦後のことである。「社会保障制度に関する勧告」(社会保障制度審議会:1950)では、社会保障制度を「社会保障制度とは、疾病、負傷、分娩、廃疾、死亡、老齢、失業多子その他困窮の原因に対し、保険的方法又は直接公の負担において経済保障の途を講じ、生活困窮に陥った者に対しては、国家扶助によって最低限度の生活を保障するとともに、公衆衛生及び社会福祉の向上を図り、もってすべての国民が文化的社会の成員たるに値する生活を営むことができるようにすることをいうのである。」と規定している。
    つまり、社会保障制度は、国民の生活の安定が疾病や高齢化や困窮によって損なわれた場合に、社会的セーフティネットとして生活の安定や安心を保障する機能を持っているのである。その後の社会保障制度は必ずしもこの勧告通りに発展したわけではないが、具体的なあり方は社会保障制度の形成に大きな影響を与えた。
    以下、社会保障の全体像を社会保険、社会手当、社会扶助に分け説明する。
     まず社会保険は日本の社...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。