このレポートは、玉川大学通信教育課程・科目「理科指導法」において、すでに合格をいただいたものです。
2018年度課題:理科学習における安全への配慮
教員による評価・批評は以下の通りです。
<評価>
B
<批評>
序論で、レポート課題を明確に書いてから本論に入ること。本論では、理科実験や観察で起こりうる事故について具体例をあげその対処方法・指導について詳しく述べている。
【玉川大学】理科指導法
つめの事例は、端が欠けたビーカーを扱っている最中に負傷、である。ガラス器具による怪我
が最も多い。
ガラス器具は、教師が使用する前と後で点検する。ひびやキズなどあれば、少しの衝撃や加熱など
の刺激で割れることがあるので処分する。欠けた部分はガスバーナーの炎で溶かしたり、ヤスリで
削ったりして滑らかにする。
児童にも注意喚起し、使用前にガラス器具を点検させ、場合によってはゴム手袋などで手を保護
して作業させるようにする。
ガラスは割れるとナイフエッジとなり危険である。事故が起きたらけがの程度に応じ、適切で迅
速な処置が必要である。またガラス器具を割った場合、まずは児童が誤って触らないように注意を
呼びかける。そして、大きな破片を手で回収し、細かい破片は箒や雑巾で集める。破片が思わぬと
ころに隠れている場合もあるため、できれば大きな破損だけでも組み合わせて、欠損部分がないか
確認する。
つめの事例は、燃えているアルコールランプを傾けてもう一つのアルコールランプに火を点け
ようとした際、アルコールがこぼれて衣服に炎が移り熱傷、である。
使用前にアルコールラン...