中大通教 刑法総論 第2課題 2019

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    資料紹介

    D判定ですが、一応、一発合格です。参考にしてみてください。

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    中央大学法学部通信教育課程
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    201904-1
    1.不能犯の意義
    不能犯とは、犯罪を行おうとする者の行為が、外形上は実行の着手の段階に至っていて
    も、何らかの理由で、その者が意図する、既遂犯の構成要件的結果を引き起こすことが不
    可能であるため、未遂犯の成立が否定されて不可罰とされるものをいう。
    2.不能犯と未遂犯の区別の基準に関する学説の対立
    不能犯と未遂犯を区別について、刑法には明文がないため、当該行為に法益侵害の危険
    が実際に存在したかどうかによって区別することとなるが、その判断基準につき、学説の
    対立がある。
    (1)純主観説
    未遂の処罰根拠を性格の危険性に求めるもので、犯行の意思の表動があれば未遂犯
    が成立するという見解。したがって、原則的に不能犯は認められないが、迷信犯につい
    ては、行為者の性格が臆病で、それに基づく行為には抽象的危険もないため、放任行為
    として罪とならないとされる。
    (2)抽象的危険説
    行為の時点で、行為者が認識していた事情を判断資料として、客観的見地から危険
    性の有無を判断し、一...

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