【日大通信】2019~2022年度 国文学史Ⅱ 分冊2

閲覧数2,378
ダウンロード数21
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    2019~2022年度 国文学史Ⅱ 分冊2 合格レポート です。
    丸写しは控え、参考程度にお使いください。

    戦前と戦後の戦争文学について述べ,代表的な作家とその作品について解説せよ。
    〈ポイント〉
    ・戦前:戦争文学の流行
    ・兵隊三部作と従軍記の特徴
    ・戦時下の表現の特徴
    ・戦後:戦争体験と小説表現の関係
    〈キーワード〉
    ・表現と検閲
    ・国策
    ・新日本文学と近代文学
    〈参考文献〉
     『日本近代文学大事典(全6巻)』,『講座昭和文学史 第3巻 抑圧と解放』(有精堂出版,1988 年)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    国文学史Ⅱ 分冊2

    戦前と戦後の戦争文学について述べ,代表的な作家とその作品について解説せよ。
    〈ポイント〉
    ・戦前:戦争文学の流行
    ・兵隊三部作と従軍記の特徴
    ・戦時下の表現の特徴
    ・戦後:戦争体験と小説表現の関係
    〈キーワード〉
    ・表現と検閲
    ・国策
    ・新日本文学と近代文学
    〈参考文献〉
     『日本近代文学大事典(全6巻)』,『講座昭和文学史 第3巻 抑圧と解放』(有
    精堂出版,1988 年) 

    昭和12年、日中戦争の開始前後は直接間接に戦争に関わった文学が流行し、「日本回帰」「日本的なるもの」「東洋精神」などの言葉が飛び交うようになった。近代化を疑い始め、西欧を超越しようとする傾向が見られた。リアリズム文体を可能にするためには「現実」が確固たるものとして見えること、つまり〈私〉自体が安定していることであった。
    大正末から様々な方法意識の文学が現れたのはこの<私>が不安定になり浮遊したからであると言える。昭和12年7月以降、戦争に直接参加した兵隊が描いた文学と文学者が従軍記者として戦地に赴き報告した文学の2系列の戦争文学が増えた。前者の代表作は火野葦平の『麦と兵隊』で「祖国愛」を...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。