H31年度 姫路大学 看護学Ⅰの合格済みレポートです。
設題1
子どもの健康の保持増進のために必要な生活支援技術(健康生活を習慣化するための生活行動)を一つ取り上げ、現代的課題を持つ子どもたちへの援助とその意義・方法について具体的に述べなさい。
子どもの健やかな成長には、休息と睡眠が不可欠である。適度な休息は疲労の回復に有効であるが、勉強や運動などでも途中で休憩をとらないと、知らないうちに疲労が蓄積してしまう。テレビやゲームなどの刺激は脳を興奮状態にして疲れさせるため、寝つきを悪くする。熱中しているときでも、適度に休息するように心がける。また、試験勉強などで夜遅くまで作業をすることで脳の興奮状態が続き、習慣的に寝つきを悪くすることもある。このような場合、散歩やストレッチなどの軽い運動をすることが有効である。適度な疲労感によって寝つきを良くし、深い眠りを誘う役目を果たす。
睡眠は、心身の疲労を回復させるだけでなく、成長ホルモンの分泌によって成長や発達を促進するなど、子どもの心身の健康にとって不可欠である。文部科学省が平成26年に実施した「睡眠を中心とした生活習慣と子供の自立等との関係性に関する調査」で、携帯電話・スマートフォンとの接触時間と...