【佛教大学 教育原論 リポート&試験セット 】
本資料は、これ一つで単位取得が目指せるよう作成したものです。
リポート1題と、科目最終試験で出題された問題の解答例をセットにしてあります。高評価を受けての合格ですので、大変参考になるかと思います。詳細は以下の通りです。
〇第1設題:
教育の目的について、教育思想史のなかでどのような主観が展開されてきたかについて概観した上で、今日の教育における目的について、考えるところを論じてください。
〇科目最終試験
日本の新教育の概要と特質について論じてください。
※リポートの丸写しは大学規定で処罰の対象となりますのでご注意ください。
教育の目的について、教育思想史のなかでどのような主観が展開されてきたかについて概観した上で、今日の教育における目的について、考えるところを論じてください。
本リポートは、教育の目的について教育思想史を振り返りながら概観し、今日の教育における目的について論じるものである。教育の目的とは、汐見によると「人は何のために教育を受けるのか」のことである。これには一つの明確な答えがあるわけではなく、時代や国、民族によっても様々に扱われている。(汐見他2011、100頁)
また、本リポートにおける「教育思想史」は、西洋のものを指し、相馬は西洋の教育思想史について次のように述べている。
「現在の日本の教育、学校教育はもちろん、社会教育も、そして家庭教育だって、ヨーロッパやアメリカの教育から大きな影響を受けている。」(相馬2019、209頁)
教育の目的について、教育思想史のなかでどのような主観が展開されてきたかについて理解することで、今日の教育における目的についても考えを深めたい。
1.教育思想史から見る教育の目的
1-1.コメニウス
まずは、近代教育学の「祖」として位置づけられるコメニウス...