日大通信 国文学史Ⅱ 課題2 2019年~2022年度 合格リポート

閲覧数1,960
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    日本大学通信教育(日大通信)2019年~2022年度 リポート課題 国文学史Ⅱ 課題2の合格リポートです。丸写しは避け、参考程度に活用される方のみご購入ください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    2019年度~2022年度 国文学史Ⅱリポート課題2
    設問: 戦前と戦後の戦争文学について述べ、代表的な作家とその作品について解説せよ。

    ※コピペ、丸写しは避け、参考程度に活用してください。

     近代の日本において戦争文学が流行し始めたのは、日中戦争開戦の前後である。当時の日本では戦争を通じて明治以降の西欧的な近代化を疑問視し従来の日本文化を取り戻そうとする「近代超克」の機運が高まり、文壇においても萩原朔太郎の『日本への回帰』をはじめ「日本回帰」「東洋精神」といった言葉が多く見られた。
    そして昭和12年7月の盧溝橋事件以降は、実際に戦争に取材した戦争文学が数多く生まれる。この実際に戦争に取材した戦争文学というのは、大きく分けて二種類ある。一つめは、兵隊として戦争に参加した人物が執筆したものである。これの代表作が、火野葦平の『麦と兵隊』『土と兵隊』『花と兵隊』からなる「兵隊三部作」である。いずれも火野の実戦体験をもとに戦争の実情が詳細に書かれており、戦時下においてベストセラーとなった。『麦と兵隊』では、日本という国のため、戦争に勝つためという意思の下に連帯し戦う日本兵だけでなく、戦地で...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。