教育方法の理論と方法① 合格レポート 姫路大学

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    資料紹介

    【合格済】教育方法の理論と方法 設題1 姫路大学 
    〈⑴ヘルバルト・ツイラー・ラインの五段階教授法とドューイの問題解決学習を対比させながら,それぞれの特徴と問題点を述べなさい。
    ⑵五段階教授法(予備・提示・比較・総括。応用)を用いて「かけ算の授業」を小学生に初めて行うとして,そのプロセスを具体的に述べなさい。
    ⑶修学旅行で屋久島に行くことになったとして,ドューイの問題解決学習を用いて,「屋久島について深く学ぶ」ためのプロセスを具体的に述べなさい。
    ⑷現在の学校教育でヘルバルトの五段階教授法やドューイの問題解決学習はどのような形で生かされていますか。学習指導要領を調べ,具体的に述べなさい。〉


    2385字  参考文献あり

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    教育方法の理論と方法①

    (1)ヘルバルト・ツイラー・ラインの五段階教授法とデューイの問題解決学習を対比させながら、それぞれの特徴と問題点を述べなさい。

     初めに、ヘルベルトは教授の一般的段階として「明瞭・連合・系統・方法」の4段階を考えた。その後ツイラーは「明瞭」を「分析・総合」の二つにわけ、5段階とし、さらに、ラインによって「予備・提示・比較・総括・応用」の5段階として、ほぼ、この形で定着した。
     五段階教授法の特徴として、「予備」は、新しい概念を得ることに必要な知識を想起させ、学習への積極的な態度をつくることである。「提示」は、新教材を提示すること、「比較」は、予備で想起した知識と提示によって新たに獲得した知識を比較し、両概念を結びつけること、「総括」は、獲得した知識を体系化すること、「応用」は、体系化された知識を具体的事実に適用することである。
     しかし、五段階教授法の問題点としては、自由な児童心性を束縛し自発活動を抑圧していること、管理編重、教師本位などの否定的な指摘もされている。
     次に、デューイの問題解決学習の特徴は、教師が子どもに知識を与えるのではなく、大きなテーマを...

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