人体構造学① 合格レポート 姫路大学

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    資料紹介

    【合格済】人体構造学 設題1 姫路大学 
    〈ヒトの心臓の内部構造について説明しなさい。〉


    1577字  参考文献あり

    作成の手引き
     心房,心室およびそれらの中隔の構造またその発生学。動脈弁および左右の房室弁の構造と内腔で観察される筋との機能的関係,拍動をもたらす刺激伝導系の構造と簡単な機能などについて。

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    人体構造学

    設題1 ヒトの心臓の内部構造について説明しなさい。

     初めに、ヒトの心臓は、にぎりこぶし大の大きさで、全体として逆円錐形である。重さは200-300gで、容量は480-970mlほどである。左右の肺の間に存在し、左側にある。
      ここで、心房、心室およびそれらの中隔の構造またはその発生学について述べる。
     心臓には、2種の溝がある。一つは、心房と心室の境界をなす溝の冠状溝、もう一つは、右心室と左心室の境界をなす溝の後室間溝である。
     また、心筋のうち心房筋は、外層(浅層)と内層(深層)の2層からなる。外層は、左右の心房を共通して包むが、内層は左右の心房を独立して包む。心室筋は、外層(浅層)と中層と内層(深層)の3層からなる。外層は左右の心室を共通して包み、中層は、左右の心室を独立して包む。内層はあまり発達していない。
     心室筋は心房筋よりも厚く、また左心室の筋は右心室の筋のおよそ3倍の厚さを持つ。
     次に、動脈弁および左右の房室弁の構造について述べる。
      心臓の弁膜には、心房と心室の間(房室口)にある左右の房室弁(尖弁)と、肺動脈幹および上行大動脈の起点にある動脈弁...

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