国語科教育法Ⅱ_分冊1

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    資料紹介

    【日大通信】国語科教育法Ⅱ(T20400)課題1 2019~2022年度

    「国語科教育法Ⅱ」分冊1の合格リポートでございます。

    課題:国語教育の展望について、歴史と変遷をたどり、今後の展望について論じなさい。

    「今後の展望という視点から多様な現状が述べられています。」との講評を頂戴しました。

    少しでも皆様のお役に立てましたら幸いです。
    レポート執筆がんばって下さいね!

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    問.国語教育の展開について、歴史と変遷をたどり、今後の展望について論じなさい。

    一九四七年の最初の学習指導要領は、民主化を進めるGHQの方針に沿ったもので、アメリカの経験主義教育の影響を受けていた。経験学習を中心とした作文は、日常生活の為の技能に偏り過ぎだと批判され、文章表現指導の独自性を重んじる方向へと進む。五八年改訂版では、日本式の知識伝達型教育が復活。この背景には、ソ連が世界初の人工衛星の打ち上げに成功し、アメリカ等が衝撃を受けた事件(スプートニクショック)がある。復興を目指す日本でも、国際的な技術革新に負けない国にする為の人材養成を求める声が高まった。六〇年代には、作文教育を組織化・系統化して段階的に指導しようと試みられた。説明的文章を書かせ、論理的に述べる為の思考力を養成すべきだとされた。六八年版では、この考えを推し進め、教育内容の現代化をスローガンとした。教える内容が増加して詰め込み教育に陥り、消化不良や落ちこぼれが社会問題となる。この反省に立った七七年版では、ゆとりの時間の導入や関心・意欲・態度を評価する新しい学力観の提唱が行われた。八九年版は、社会の変化に自ら対応出来...

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