国語学概論【分冊1】

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    資料紹介

    【日大通信】国語学概論(M20300)課題1 2019~2022年度

    「国語学概論」の合格リポートでございます。

    課題:指定の通信教育教材のうち、 「日本語学とは」 「語彙」
    「文法」を取り上げ、それぞれの内容を600字程度
    でまとめなさい。

    少しでも皆様のお役に立てましたら幸いです。
    レポート執筆がんばって下さいね!

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「日本語学とは」

    日本語学は言語学の一分野であり、言語を対象とした研究全体を指す。研究分野別に、音声学・語彙論・意味論・文法論・文章論・文体論・文字論・敬語・方言学・日本語史学等が挙げられるが、分野の壁を越えた研究が盛んになることが、日本語学の更なる発展を推し進める。特に現代語研究は、日本語教育・社会言語学・コンピュータ言語学・心理言語学・対象言語学・文化人類学といった応用・関連分野との関連を抜きには語れない。

    日本語特殊論に則れば、日本語は世界の言語と比べて特殊な言語だと考えられる。理由として、日本語と系統関係にある言語が無いこと・日本語の話し手はほぼ日本人と重なり、その範囲もほぼ日本国内に限定されること・日本語は敬語が言語体系の中にしっかり組み込まれていること・漢字という複雑な文字体系が存在することが挙げられる。ただ、言語類型論の観点から眺めると、日本語の語順は最も一般的な型であり、世界の言語と比較しても日本語が特殊でないという結論に至る。

    日本語には「国語」という言い方もある。日本語は「日本で使われている語」であり、国語は「国の言語」を意味する。使い手の人と場所が国と一致し...

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