八洲学園大学 2019秋期 学校図書館司書教諭
読書と豊かな人間性 科目習得試験
AB どちらかの設問を選択してください。
A:学校教育において読書の指導をどのように行うか、司書教諭としての立場で、勤務した学校の「読書指導の基本方針(基本的な考え)」を述べてください。
1600字程度、負担にならない程度で増えても可。
B:学校司書として、「学校における読書の指導はどうありたいか。それに対してどのように支援していくか。」学校司書として学校における読書指導を理解し、その支援を考えてください。
1600字程度、負担にならない程度で増えても可。
注意事項
ABとも観点や内容で小見出しを付けて概要を説明してください。
小学校・中学校・高等学校・特別支援学校(中高一貫校)など、校種を書いてください。
やりたい読書活動の列挙ではありません。どんな観点で考えるかも大事です。
表や単語の羅列ではなく、小見出しをつけ、文章で説明してください。
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Aを選択し、最終評価は優でした。基本方針を5つにしましたが、3つくらいに絞ってもよかったかもしれません。参考になれば幸いです。頑張ってください!
Aを選択。校種は高等学校とする。
高等学校の「読書指導の基本方針」について
読書指導は、大きく2つのカテゴリに分けることができると考える。1つは教育課程に沿った学習における指導である。授業で扱う課題の調べ学習や探究活動、学んだ内容に関することをさらに自分で深めたい等の読書活動における指導である。もう1つは豊かな心を育んだり、自己の確立に関わる読書指導である。自分の興味・関心のある本や経験・生活に密着した読書における指導である。
両者をバランスよく指導できる基本方針を考える。どちらの場合も児童生徒の発達段階に応じた読書指導を行うこととする。また、地域の状況、学校および学校図書館の現状、児童生徒の現状を総合的に把握し、[1]学校の教育目標や各学年、各教科がどのような力を身に付けさせたいかを前もって確認し、目標に沿って指導を行っていく。以下、基本方針を5つ述べる。
1.全教職員で取り組めるマネジメントサイクル(PDCAサイクル)の充実を図る
マネジメントサイクルの活用により司書教諭、司書とともに教職員全体で横断的な指導体制を築き、教育活動に取り組むことができる。また毎年、学校図書...