八洲学園大学 2019秋期 学校図書館司書教諭
学校経営と学校図書館 第二回課題
教科書及び他の情報源を参照し、以下の設問にそれぞれ解答してください。字数の設定及び評価基準は第1回課題と同様。
1. 学校図書館評価の意義、対象、方法及び改善の視点について、要点をまとめなさい。
2. 教科書第12章、第13章で紹介されている小学校、中学校、高校、特別支援学校の学校図書館活動の事例のうち一つを選択し、概要を説明しなさい。また、他の学校図書館の参考になると思われるポイントを一つ挙げ、その理由を説明しなさい。
3. なぜ図書館ネットワークを形成する必要があるのかを説明しなさい。その際、学校図書館支援センターについて触れること。
4. 学校図書館をテーマにした校内研修の企画を考え、説明しなさい。研修時期は夏休み中、90分×2コマとする。
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評価はAでした。参考になれば幸いです。
1.学校図書館評価の意義、対象、方法及び改善の視点について
学校図書館評価の意義は学校図書館の経営、運営、環境、活動等に関する改善点を明確にし、次年度の経営・運営に生かすことにより、学校図書館の機能をより一層充実していくことにある。これは近年の社会や学校教育の変化、学校図書館の機能充実、役割拡大に伴い、常に変化に即した経営、運営が必要となるため、従来の慣習や計画をそのまま踏襲出来なくなっている実情があるからである。
評価の対象は従来の読書センターの機能の充実に加え、学習センター、情報センターの機能の充実を図った内容となる。以下、主なものである。
(1)経営の方針・目標
組織としての経営方針、目標を定め、年度ごとに経営計画を立案し、運営を行う。経営方針、目標、各種規定等を明文化した要覧を全教職員、保護者、地域住民等に公表している。各種の規定・規約類の有無、調査・統計、記録、評価等の充実度は影響が大きい。
(2)運営および運営計画
学校図書館の運営方針・重点目標等に基づく年間運営計画に沿って実施している。学校図書館の事務管理、開館時間の設定および周知、地域との連携等を行ってい...