明星大学 通信教育特別支援学校教員コースの必修です。
※2020年現在、特支教員(知的→聴覚)です。
※レポート作成時は実習教員です。 現場の目線でレポートを書いています。
2018年度提出・合格・高評価 ぜひ参考にしてみてください。
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PA1040 教職入門(1単位目)
〈課題1〉教員養成の歴史について論述せよ。
〈課題2〉教職の専門性について論述せよ。
【講評】1.教員養成の歴史が的確にまとめられています。
2.教職の専門性について、よく言及されています。
【テキスト】「教職入門-専門性の研究・実践力の錬成」青木秀雄編(明星大学出版)
【お知らせ】特別支援コース(小・特支)課程を修了しています。(随時アップ中)私の資料室
から参考になる資料を探してみて下さい。
https://www.happycampus.co.jp/docs/924218772712@hc20/
教職入門(PA1040 )1単位目
1 教員養成の歴史について論述せよ。
2 教職の専門性について論述せよ。
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1.1872 年(明治5年)日本初の近代公教育制度である「学制」が制定される。学制は
大学区、中学区、小学区に分けられ全ての国民に開放された。このように近代的な学校が
開設されることで、新しい教育方法を身につけた教員が必要になり、教員養成の学校や制
度が誕生し、体系的に整備されていった。そして、教授方法の伝授が役割である「師範学
校」が各地に設置された。しかし、目的性の教員制度である「師範学校」は、教員の専門
性や師範タイプと呼ばれる性格の課題が生じた。
戦後になると教員養成は高度化され、学芸大学の設置や教育学部、学芸学部の再編・統
合が行われた。また、1949 年に「教育職員免許法」が制定され、「大学による教員養成」、
「教員免許の開放性(開放制)の原則」、「教職の専門性原則」を核として、教員養成の制
度が出来上がっていった。
80年代になると、臨時教育審議会によって提示された「教師...