【理解度チェック1】教師と生徒(学習者)との間に、正常な人間関係としてコミュニケーションが成立しているときに「わかる」授業が可能となる。以上について、あなた自身のこれまでの学校での経験を具体的な例としてあげて論述しなさい。(1000字程度でまとめること)
【理解度チェック2】
「ストレスによる子どもの荒れ、いじめ、不登校について学習してみて、「教師」のとるべき立場、教師としての考え方(対応の考え方)についてどのように理解しましたか。(1000字程度でまとめること)
【理解度チェック3】
世界の中で比較して、日本の教員養成や学校教育のシステムはどのようなものと評価できるか。あなたの理解したこと、あなたの考えを述べなさい。(1000字程度でまとめること)
【理解度チェック4】
ある1時間の授業計画(学習指導案)を作成することと仮想して、その計画の完成のための手順を論述(説明)してください。具体的な授業(教科は問わない)の内容をあげながら説明してもよい。授業がつくりあげられるまでの「手順」や含まれるべき「要素」が理解されているかをその論述から判断します。(800字から2000字以内で記述すること)
【最終レポート】
(1)現在、教育現場ではどのような資質・能力をもった教員が求められているか。メディア授業で学んだ内容にあなたの意見も加えて1000字程度で論述しなさい。(50点)
(2)生徒の問題行動(例えば、不登校やいじめ等)に対応するとき、教員としてどのようなことに注意すべきか。また、何を大事にすべきか。1000字程度で論述しなさい。(50点)
【理解度チェック1】
教師と生徒(学習者)との間に、正常な人間関係としてコミュニケーションが成立しているときに「わかる」授業が可能となる。以上について、あなた自身のこれまでの学校での経験を具体的な例としてあげて論述しなさい。(1000字程度でまとめること)
T先生は高校時代の世界史の先生であったが、この先生の授業を聞いていた記憶がないというのが正直なところである。そしてそれは私に限った話ではなく、進学校であるにも関わらず、T先生の授業はクラスメイトの大半がいつもうつ伏せて寝ている状態だった。私自身、世界史という科目に全く興味がなかった訳ではないし、むしろ全科目で良い成績を取ることを心掛けていた。当時はそのような状況の原因を考えたこともなかったが、この科目を履修しながら、T先生と生徒の間には正常な人間関係としてコミュニケーションが成立していなかったと解釈できた。「(身なりが)気持ち悪い」、「つまらない」、「(話し方が)何言ってるかわからない」等の意見もあったことから、先生への信頼や尊敬の念が持てず、その結果生徒が心を開いて話を聞く態度を放棄してしまったのではないだろうか。生徒全体の...