現代社会と福祉①

閲覧数1,410
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    【科目】現代社会と福祉【課題】社会福祉の発展や社会保障との関連について述べよ【A判定】
    そのままの提出はお控えください

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    社会福祉とは、社会を構成する全ての人が幸福に暮らす為の権利である。社会保障とは
    、その権利を保持する為に人々が協力し合あい講じていく手段である。その社会保障の始
    まりとして行われていたのがイギリスでの救貧活動、1601 年エリザベス 1 世時に制定さ
    れたエリザベス救貧法である。
    エリザベス救貧法制定以前のイギリスでは、貧民に対して宗教的(キリスト教)な慈善
    心に基づき教会や修道院等が救済を行っていた。しかし、牧羊地転換の為の農地囲い込み
    によるエンクロージャー運動によって多くの農民が土地を失い、都市部へと流入すること
    となった。その結果が多くの貧困層を生む要因となる。その為、税金を財源とし労働が行
    えない貧民層へは必要な衣食住を与え、労働可能な者には仕事を与え、或いは現金で賃金
    を補助する等の救済を行うことがエリザベス救貧法の概要である。当時としては画期的な
    施策であった。
    18 世紀になると産業革命がもたらされ、農業から工場での労働者が急増する。しかし、
    その労働条件は劣悪で、低賃金による貧困層も増大し、エリザベス救貧法におけるワーク
    ハウス(労役場:貧困者の収容施設)では収容...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。