日本語学概論 第一設題

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資料紹介

2020年度合格したリポートです。
「上手にまとめてあります」と評していただきました。
書き方の参考にどうぞ。

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

日本語学概論1
「仮名づかい」について述べなさい。
以下、レポート
仮名(かな)とは「日本語を書き表すために作られた表音文字(音節文字)」である。漢
字を真名(本当の文字)とみるのに対して、仮名(仮の文字)と呼んでいる。仮名は漢字
の字形を簡略にしたものである。仮名は狭義では、平仮名・片仮名のことをさし、もとは
万葉仮名から発展したものである。
仮名遣いとは、「国語を仮名で書き表す場合、どんな仮名を用いるかについてのきまり」
である。つまり、仮名遣いとは、日本語の文章を仮名(表音文字)で書くとき、同音にな
ってしまった仮名をどう使い分けるか、という規準である。現代仮名遣いと歴史的仮名遣
いはよく聞く言葉である。例えば「蝶々」では、歴史的仮名遣いで書くと「てふてふ」、現
代仮名遣いでは、「ちょうちょう」と書くといった決まりがある。
平仮名・片仮名が用い始められたころには、一つの音節に対して一つの仮名が対応して
いたため、仮名遣いの問題は起こらなかった。ところが、平安中期以降、音韻が変化し、
それまで区別のあった「い・え・お」と「ゐ・ゑ・を」の音が同音となり、さらに、語中・
語尾...

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