看護学Ⅱ 設題1 【H31年度 姫路大学 合格レポート】

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    資料紹介

    H31年度入学、姫路大学通信教育課程の合格レポートです。
    参考にお使いください。

    教科:看護学II
    設題1:急性期の症状(腹痛・頭痛)の背景要因となる疾病と症状に対する支援・援助について述べなさい。

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    設題1
    急性期の症状(腹痛・頭痛)の背景要因となる疾病と症状に対する支援・援助について述べなさい。

    ・腹痛
    腹痛はその発生メカニズムから、内臓痛、体性痛、関連痛に分類される。内臓痛は、胃や腸などの消化管などが拡張、伸展、筋肉の痙攣により生じる痛みである。比較的鈍い、ゆっくりした間欠的な痛みである。内臓痛が起こると不安感、発汗、悪心、嘔吐、頻脈、徐脈、などの自律神経症状が随伴して起きる、皮膚の痛覚過敏や腹筋の付随的収縮等を伴う。
    体性通には表在性と深在性がある。表在性は皮膚感覚で感じるものであり、鋭利で鮮烈な痛みを腹部の限局した部分に感じ、急激に発生し、急激に消退する。深在性は壁側腹膜や腸間膜、横隔膜等の物理的刺激や、炎症、臓器の穿孔など化学刺激によって発生する比較的鋭い疼痛であり、痛みは右または左に偏することが多く、限局している。痛みの度合いがひどくなるとショック症状をあらわす。
    関連痛とは、内臓痛を伝える感覚神経と皮膚の痛覚を支配する感覚神経が同じ高さの脊髄後角に入り、共通の脊髄視床路の神経に接続し、その結果、大脳皮質の体性感覚野が内臓痛を皮膚痛と誤認することで起こる症状である。
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