社会福祉士の通信教育にて、100点中87点の評価をいただいたレポートです。
【科目】福祉サービスの組織と経営
【課題】福祉サービスの質の評価について、意義と課題について論じなさい。
【文字数】1553字
【評価】87/100点
・主に第三者評価を中心に、歴史と自身の経験も踏まえ、簡潔にまとめられています。
・福祉サービスの質を保つための様々な評価基準の確認と、社会福祉士に期待される役割についての整理もしておいて下さい。
・参考文献について、テキスト以外の文献も参考にまとめる必要があります。
学籍番号 氏名
科目名 福祉サービスの組織と経営
選択課題
番号 <課題>
福祉サービスの質の評価について、意義と課題について論じなさい。
<引用・参考文献>
社会福祉士養成講座編集委員会編『福祉サービスの組織と経営(第5版)』〈新・社会福祉士養成講座11〉、中央法規出版、2017年
福祉サービスでは、利用者やその家族がサービスを利用するうえで、情報を得ることは必要なことである。事業所にもサービスの質の向上と情報公開が求められている。本稿では、福祉サービスの質の評価ついて、意義と課題を背景や評価システムである第三者評価の説明を交えながら述べる。
サービスの質や情報公開の必要性が注目されたのは、1989年に策定された高齢者保健福祉推進十ヵ年戦略(ゴールドプラン)や1990年の福祉関係八法改正の頃からといえる。高齢者福祉サービでは、2000年の介護保険制度施行以前は、サービス利用の際には行政窓口に申請し、行政がサービスの種類や提供機関を決めていた(措置)ため、利用者がサービスの選択をすることができなかったが、介護保険制度施行により利用者が事業所を選択ができるようになった。しかし、...