【課題】
1、「児童・生徒が歓迎する理科の授業とはどういうものか」についてテキストから学んだことをまとめ、それについての私見を述べよ。
2、理科の授業における「予想」の意義について述べよ。
【講評】
・予想の意義についての考察がとても丁寧で、児童の意見の交流、実験との関係など、的確にまとめることができていて、良く書けています。
〇2021年に作成し一発で合格したレポートです。テキスト自体がとてもクセが強くまとめづらいため、テキストを隅々まで読み込み、課題のネタになるものを探さなくてはいけませんでした。進めづらい課題であると思われるので、ぜひ参考にしてください。
(1) 児童生徒に歓迎される理科の授業とは、楽しいと感じられる授業であると私は思う。授業とは、子どもたちが楽しいと感じられなければ堅苦しく、頭を使わなければならないだけの苦痛を感じ得る時間となってしまう。そのために、歓迎されるためには楽しい授業または、楽しみにされる授業が求められると考えられる。
楽しい授業の必要事項の一つとして、テキストの109・110ページに記されているような、「学ぶ側の視点」と「教える側の視点」の認識が必要である。楽しいという感覚はもちろん教師だけが楽しむのではなく、授業の主役である子どもたちが楽しまなくては意味がないため、上記にある両者の視点から見た授業というものを理解・再認識する必要がある。
片方の視点に偏ってしまうと、同ページにあるように、一方的な批判という見方や考え方が生じてしまい、楽しい授業の実践どころではなくなってしまう。
また、授業を受ける子どもたちの願望としては、知識量を増やしたいという考えよりも、教師がいかにこの空間・時間を楽しくしてくれるのかどうかということの方が、遥かに重要である。
楽しい授業を実現するためには、子どもたちのことを、ポ...