1単位目
【課題】
1、生活科の指導計画作成上の留意点を述べよ。
2、第一学年またはまたは第二学年における年間指導計画を構想せよ。年間を通じていくつかの単元を構想し、要点を述べること。書く形式は自由とする。なお想定した地域の都道府県名、市町村名を記すこと。
【講評】
・1.2ともに適切に構成されたレポートです。特に2については年間の内容バランスは適切です。(時数も設定するとより充実するでしょう。)
〇2021年度に作成し、一発で合格したレポートです。作成形式が指定されていない分、自分で構想する要素が多くその点においては苦労する課題であると思われます。本内容と講評を上手く組み合わせて参考にしていただけると幸いです。
2単位目
【課題】
1、第一学年において『学習指導要領』にある生活科の内容のうち、任意の1つを中心とした単元計画を構想せよ。その単元の目標と評価についても言及すること。
2、第二学年において『学習指導要領』にある生活科の内容のうち、任意の1つを中心とした単元計画を構想せよ。その単元の目標と評価についても言及すること。
【講評】
・1.2ともに評価規準と表示しましょう。2について、「知る」→「気づく」、「分かる」とすると要領の文言に対応する表現になるでしょう。
〇2021年度に作成し、一発で合格したレポートです。1単位目と比べると、講評にて指摘点の多いものですが、細かな点であるため、そのまま載せてあります。学習指導要領までカバーして作成することは労力が要るものであるため、忙しい方など、ぜひ参考にしてください。
(1) 生活科の指導計画作成における留意点の中から、私が重視したいと考える点を以下に述べる。
1つ目は、発達の特性を踏まえて指導を工夫することである。教師は小学校の始まりを幼稚園や保育園と切り離すことなく、連続しているものであると捉え、学習の接続が円滑に進めれるよう努めなくてはならない。
その上で、生活科では他の教科と関連した合科的・関連的な指導をしなくてはならない。児童が授業に対して安心感や、自信を持って意欲的に望めるように、幼児期を過ごしてきた環境とのギャップを感じすぎないように、学習環境の工夫が必要となる。必要以上に強いギャップを感じることにより、不登校やその他の問題に発展する可能性も含んでいるからである。
2つ目は、道徳教育との関連である。道徳科もまた、各教科や学校生活全体と関連して指導するものである。中でも生活科と道徳教育は双方の目標が密接な関わりを持っていることから、特に重視しなければならない。また、両者は授業時のみではなく、学校生活全体で指導を進めていくという共通の特色を持つものであり、有効的な関連を心掛ける必要があると考えられる。
関連付けの方法として、生活科で...