【課題1】
「交流および共同学習」について説明しなさい。(説明に際しては、交流および共同学習を実践する意義、または必要性について、根拠を明らかにして説明すること)。また、自分が担任する学級に「交流および共同学習」の対象児がいる場合の配慮事項を、「交流および共同学習」を行う対象児に対する配慮と迎える在籍児への配慮とに分けて、具体的に記述しなさい。
【課題2】
「通級による指導」について説明しなさい。また、「通級による指導」を受けている児童生徒が自分の学級に在籍していた場合、担任としてどのような指導上の配慮が必要だと考えるか、連携的視点も含めて、具体的に記述しなさい。
〇2021年度介護等体験の代替措置として出題されたレポート課題になります。提出前に保存したものの投稿となります。どちらの課題もテキスト内で参考になる箇所が少なかったため、自分の言葉で書かなくてはならない部分が多いという印象でした。ぜひ参考にしてください。
交流及び共同学習とは、障害者である児童生徒がその年齢や能力に応じ、その特性を踏まえた教育を十分に受けられるようにするため、可能な限り障害者でない児童生徒と共に教育を受けられるように配慮し教育内容・方法の改善及び充実を図るとうの必要な施策を講じるなどすることである。
この交流及び共同学習の機会を設けることによって、相互理解が促進され、児童生徒がお互いに尊重し合いながら協働して生活していく態度を育成することが求められている。
また、交流及び共同学習は、障害のある子どもと障害のない子どもが相互に触れあうことで豊かな人間性を育むことを目的とする交流の側面と、教科等のねらいの達成を目的とする共同学習の側面を兼ね備えており、これらの側面が関係し合っているものと捉え、この活動を推進していく必要がある。
具体的な内容としては、小中学校においては自然体験活動やボランティア活動を合同で行う等の直接的な交流と、情報通信ネットワークを活用した交流をする間接的な交流が挙げられる。いずれの活動においても、学校全体を活性化させることや、児童生徒が幅広い体験を積めること、さらには視野を広げて豊かな人間形成を図っていく...