明星大学 通信教育部 介護等体験 PA1000 2021年度~

閲覧数1,891
ダウンロード数13
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    【課題】
    1、介護等体験の実施が予定されている社会福祉施設、あるいは、ご自身のお住まいの地域にある社会福祉施設(1ヵ所)について調べ学習を行い、①役割と機能、②利用児・者の特徴、③ケア内容、④職員構成などについて、説明しなさい。
    2、WHOが2021年に示した「国際生活機能分類(ICF)」において、『障害』とは「心身機能の状態から生じる制限」「日常生活や社会生活に関する活動能力の制限」「日常生活や社会生活への参加の制限」であることが示されています。これらの制限は、建物・利用できるサービス・補助具・ひとびとの態度などの環境要因によって、変化させることが可能です。環境によって生じる制限には、どのようなものがあるのか、あなた自身の経験にもとづいて具体的に記述し、ICFの観点をふまえながら問題の焦点と改善方法を考えてください。
    【講評】
    介護等体験の目的は、①福祉施設が現に対応しているさまざまな生活課題について知ること、②障害などの諸特性にのみ着目するのではなく、そこで生活をしている「ひと」そのものと出会ってくることが重要です。なお、ICFの概念について、十分に理解をしたうえで、体験に取り組むようにしてください。なおICFは障害ではなく、人の「健康」に着目した概念であり、Life(生命・生活・生涯)の質に着目するものです。人ー生活ー環境の相互作用の中で現象を理解し、総体として理解していくことが必要です。

    〇2021年に作成し、一発で合格したレポートです。レポート自体は成績がつくものではなく、期日までに出せば良いものかもしれませんが、内容として少し億劫に感じるものだったので、労力は使いました。1つ目の課題は乳児院について作成しました。2つ目は私自身の仕事上での体験をもとに作成したものとなっております。ぜひ参考にしてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    (1) 乳児院の社会福祉施設としての特徴や役割について以下にまとめる。
     乳児院とは、乳幼児を保護し、安全な環境で養育をするための、子育て支援を目的とした施設である。一時保護等の短期間の場合や、退所後のアフターケアも必要とする長期間のケースもある。様々な事情により養育が困難となっている家庭に代わって、乳幼児を一時的に保護し社会的な養育を行っている。
     乳児院に入所を要する乳幼児の中には、被虐待児や病虚弱児、障害児などの専門的な養育を必要とすることもある。そのような場合には、医療機関と連携してリハビリ等のケアを含めた専門的な養育を行わなくてはならない。
     乳児院は、保育士以外にも様々な職員が配置されており、その中で医師又は嘱託医とは、子どもたちを健康面においてサポートすることを主な仕事としている。特に乳児は免疫力が弱く、病気にかかるリスクも高いため、健康管理にはより一層注意しなくてはならない。
     次に看護師は、子どもたちの日々の健康状態、栄養状態を細かく観察し、適切なケアを行う為に配置されている。
     次に個別応対職員は、被虐待児等の個別な対応が必要な子どもに対して1対1で面談することが主...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。