日本大学 通信「イギリス文学史I(科目コード N20100)」課題2 合格レポート(2019年度〜2022年度)

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    資料紹介

    日本大学 通信「イギリス文学史I(科目コード N20100)」課題2 (2019年度〜2022年度)の合格レポートとなります。
    なかなか合格できない方々に参考にして頂ければと思います。

    ・課題は1番を選択しています。

    課題
    次の中から1問を選択し,番号に必ず〇印を付けて答えなさい。論述は日本語 で述べ,固有名詞と作品名は英語(人名は初出は full name)で書き,作品名には 下線を引くこと。
    1 文芸復興時代(16世紀)の英文学において,代表的な詩人2名,散文作家2名,劇作家1名を取り上げて,彼らの生涯,代表作および文学史上の重要性を論述しなさい。
    2 17世紀英文学において代表的な作家2人,18世紀英文学において代表的な作家2名を取り上げて,彼らの生涯,代表作および文学史上の重要性を論述しなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    まず、代表的な詩人の一人目として、Thomas Sackville(Lord Buckhurst)を挙げる。彼は、エリザベス一世の元で裁判官や大蔵卿を勤めていた剛直な政治家な面も持ち合わせていた。エリザベス女王の統治前期は英詩の全盛期で詩的活動こそ盛んに行われていたが突出した作品は見られなかった。その中で、Sackvilleは、一連の系統だった詩史の企画”A Mirroure for Magistrates”に寄稿した。その2篇の詩”The Induction”と”The Complaint of Buckingham”こそが、この時期に最も優れた詩であるとされ彼の代表作でもある。前者の作品は中世最大の詩人といわれるGeoffrey Chaucerと次に述べるEdmund Spenserの間を繋ぐ英詩として注目されている。
    二人目として、Edmund Spenserを挙げる。彼は、仕立屋の子としてロンドンで生まれる。ケンブリッヂ大学でギリシャ・ローマの古典やイタリア文学を通読し、当時大学に浸透していた強いプロテスタント精神の影響を受けている。大学卒業後は、Earl of Leicest...

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