資料紹介

明星大学　通信教育部の「PA3140 教育相談の基礎と方法 1単位目」の合格レポートとなります。

なかなか合格できない方々の参考にして頂ければと思います。

1単位目
① カウンセラーの行うカウンセリングと比較しながら、教師の行う教育相談の目的・内容・特徴を整理しなさい。3 種類の教育相談の違いについても言及すること。
② 子どもを発達的な視点から理解するとはどういうことか、および、子どもの問題行動の捉え方の2点について整理して述べなさい。

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設問①　(1)教育相談の目的：教育相談の目的は、生徒指導の一環として位置づけ、その中心的な役割を担うことを使命としてすべての児童とその保護者を対象とし、学習面、心理社会面、進路面、健康面などの多岐な面にわたって、教師が児童生徒を最優先に行動し健全な成長・発達を目指して的確に指導・心理教育的援助を行うことである。教育相談の機能としては3段階あり、一次的援助は子どもたちが学習面・心理社会面での課題を乗り越えるために必要な基礎的能力の発達を促進する教育実践である開発的教育相談であり、二次的援助は活動の意欲の低下・家庭の変化といった個別の援助ニーズを援助し悪化を防いだ上で問題を自律的に乗り越えていく力を育む予防的教育相談であり、三次的援助は不登校・いじめ・非行・障害などの大きな援助ニーズのある子どもに対して内外の資源の提携・協働のもとに行われる支援である問題解決的支援となっている。
　教師の行う教育相談の目的は、教育相談の主体となって前述したようにすべての児童とその保護者を対象として、多岐にわたる援助を行うことである。対して、カウンセラーの行うカウンセリングの目的は、教育相談の援助チームの一員...

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