八洲学園大学 図書館司書コース 図書館サービス特論 2020年秋期 第2回レポート評価A 最終成績は優でした。 このまま提出せず参考として使って下さい。
【課題】
公共図書館の利用対象ごとのサービス(教科書の9章にあたる部分)について、現在行われているサービスの種類および内容を説明し、その中でも優先して充実させる必要のあるサービスが何と考えるか、自分なりの意見を述べよ。(字数:1500~6000字)
図書館サービス概論 第 2 回課題
公共図書館の利用対象別のサービスの概要とその展望
1. はじめに
公共図書館には様々な人がやってくる。町の図書館は概ね地域の人々の暮らしを支える情報源で
あり、その情報と人とを結ぶ役割、そしてそれをもとにさまざまな課題を解決するための役割も担
っている。ここではそのサービスを利用対象別にみていきながら、その中でも優先して対応が求め
られると考えられるサービスについて考察する。
2. 利用対象別のサービスの概要
①児童サービス
情報化社会と言われて以来、子どもの活字離れは急速に加速している。2000 年に「子どもの読
書活動推進法」が制定され、学校・家庭・地域がそれぞれの立場から子どもが自主的に読書をする
姿勢をはぐくもう、支援しようと推進している。子どものための資料は図書、視聴覚資料、インタ
ーネット資料、玩具など多様な種類があるが、その発達段階に応じた資料を揃えることが大前提と
なる。
そのうえで、子どもと資料を結びつけるサービスとして、読み聞かせやブックトークなどが用い
られているが、昨今では、このような利用者にとって受動的なプログ...