八洲学園大学【図書館司書 2020秋】図書館制度・経営論 第1回

閲覧数1,671
ダウンロード数7
履歴確認
  • 1

  • ページ数 : 1ページ
  • 会員880円 | 非会員1,056円

資料紹介

八洲学園大学 図書館司書コース 図書館制度・経営論 2020年秋期 第1回レポート評価A 最終成績は優でした。 このまま提出せず参考として使って下さい。

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

1 はじめに
周囲に図書館に対してどんなイメージを持っているか、と聞くと、「本がタダで読めるところ」と返ってきた。
たしかに本があり、行けば誰でも本が読める。よく行く図書館とは公立の図書館で、どこの行政も予算削
減を謳っているいるため図書館も例外ではなく、職員は減らされ外部委託したりしているところもあると聞
く…とまで語ってくれるのは図書館ヘビーユーザーの知人である。その一方で、本の貸し出し数は年々伸
びており、図書館は本を貸し出す場所というような、図書館の可能性を一面でしかとらえていられないよう
な実態が続いている。いったい図書館の存在意義と現代社会における使命とはどこにあるのだろうか、
経営的視点を保ちながら考えていきたい。
2
先ほど、図書館の意義を経営的視点で考えるとしたが、地域にある公立図書館は各自治体の財政の上
に成り立っており、およそ経営という視点とは結びつかないと思われがちである。「書籍を提供する」という
観点で機能的に類似する「書店」が浮かぶが、そのなかでも図書館が「無料貸本屋」と揶揄される元とな
る「レンタル書店」と比較しながら考えてみる。
経営というからに...

コメント0件

コメント追加

コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。