明星大学通信教育部、聴覚障害者の指導法1単位目のレポートです。これから提出される方の少しでも参考になれると幸いです。
※追伸:丸写しはせずにあくまで参考資料としてお使いください。
◆1単位目課題
聴覚に障害のある児童生徒への情報保障と、聴覚障害の特性を踏まえた教科指導について説明せ
よ。
聴覚に障害のある児童生徒への情報保障と、聴覚障害の特性を踏まえた教科指導について説明する。
聴覚障害のある児童生徒への情報保障の手段を考える上でまず大切なことは、それぞれの児童・生徒の教育歴やコミュニケーション方法・言語や聴力レベルの実態把握をすることである。単に文字情報や手話通訳をつければ情報保障ができるというわけではない。そのため、各々の聴覚障害児童・生徒のニーズに合わせて支援方法を検討していかなければならないのである。
そこで、文部科学省によると、情報保障の配慮には以下の方法がある。
・必要に応じて、パソコン要約筆記、ノートテイク、手話通訳などの配置
・補聴器、FM補聴器等の効果的な使用や教室内の騒音の軽減対応
はじめにパソコン要約筆記では、テイカーと呼ばれるパソコン筆記をする人を聴覚障害者の隣に配置して、最初から最後まで授業内容をパソコンに打ち続けるものである。この方法では、単独筆記と複数筆記の2つがある。また同じようにノートテイクもある。
そして手話通訳である。健聴者の話し言葉を手話や筆談、身振り、口話などによって伝えるとともに、聴覚障害者の手話を読み取って話し言葉...