明星大学通信教育部、病弱者の心理・生理・病理1単位目のレポートです。これから提出される方の少しでも参考になれると幸いです。
※追伸:丸写しはせずにあくまで参考資料としてお使いください。
◆1単位目課題
1.病弱、身体虚弱の児童生徒の主たる疾患について、要点をまとめ、論ぜよ。
2.病弱者の生活の質の向上や心理的な安定に必要な支援を考慮し、指導案を作成せよ。
1.病弱、身体虚弱の児童生徒の主たる疾患について、要点をまとめ、論じる。
はじめに、病弱、身体虚弱の児童生徒の主たる疾患には、悪性腫瘍疾患、循環器疾患、腎疾患、気管支喘息・呼吸器疾患、糖尿病・単純性肥満・内分泌疾患、膠原病、てんかん・神経疾患など、さまざまなものが存在する。上記の中でも、代表的な脳の慢性疾患であるてんかんの児童を例に挙げて、その疾患と学習の空白への配慮・指導法について論じる。
まず、てんかんとは、様々な原因で起きる慢性の脳の病気であり、大脳の神経細胞の過剰な放電に由来する反復性の発作を主な症状とするものである。
そして、てんかんはおよそ100人の学齢児に1人の割合でいるとされ、日本全国にはおよそ100万人が推定されている。また全体の半分が発症原因不明であり、およそ8割のてんかん患児はてんかんがあるということ以外、異常を認めないとされている。
次に、てんかんの児童の学習の指導法、その際の配慮について述べる。
担任による対応としては、てんかん発作時の対処に関する正しい知識を身に付けることが重要である。発作時には、周囲の人が慌てず冷静であることが非常に重要である。その...