明星大学通信教育部、特別活動と総合的な学習の時間の指導法1単位目の合格レポートです。これから提出される方の少しでも参考になれると幸いです。
※追伸:丸写しはせずにあくまで参考資料としてお使いください。
◆課題
1.学校教育において、教科外活動(ここでは特別活動と総合的な学習の時間)の必要性と教育的意義について述べよ。
2.特別活動と総合的な学習の時間の共通点と相違点をまとめなさい。
◆講評
1必要性、意義について一定の認識があります。実践例からもアプローチを展開しておくと良いでしょう。
2共通点・相違点とも把握している様子です。
(1) はじめに特別活動の目標についてであるが、小学校学習指導要領においては、特別活動は「集団や社会の形成者としての見方・考え方」を働かせながら「様々な集団活動に自主的,実践的に取り組み,互いのよさや可能性を発揮しながら集団や自己の生活上の課題を解決する」ことを通して、資質・能力を育むことを目指すことを規定としている。
以上のことから、特別活動の教育的意義は、年齢や性別の異なる様々な考えを持った人々との集団活動において、その一員として、他人の意見も受け入れつつ自分の考えを主張し、それぞれの見方や考え方を尊重したうえで、主体的に課題解決に向かうことができるようにすることである。そして、さらにその特別活動の時間で得た課題解決力は、自身の日常生活で遭遇する課題を乗り越える力を発揮することができる。
つまり、端的にまとめると、特別活動とは、①集団を基本とした活動②集団の一員として、なすことによって学ぶ活動をとおして児童生徒の自主性や実践的な態度を育てる③個性や主体性を育成する活動④教科による学習よりも、児童の興味・関心に寄り添った活動である。
次に、総合的な学習の時間の目標は、学習指導要領にお...