明星大学通信教育部、教育相談の基礎と方法2単位目の合格レポートです。
課題①の選択問題では、「ADHD」を選択しました。
課題②の選択問題では、「いじめ」を選択しました。
これから提出される方の少しでも参考になれると幸いです。
※追伸:丸写しはせずにあくまで参考資料としてお使いください。
◆課題
①発達障害のある子どもを通常学級においてどのように理解し支援したらよいか。自閉症スペクトラム障害、ADHD、学習障害のなかの1つを取り上げ、障害のメカニズムと支援について述べなさい。
②「いじめ」「不登校」「障害のある、あるいはそれを疑う子供の保護者への支援」「困った保護者への支援」の問題のうち、いずれか1つを選んで、その考え方と支援の方法を述べなさい。
◆講評
課題の設問に、概ね解答されていましたので、本レポートは合格です。
(1) 発達障害のある子どもを通常学級においてどのように理解し、支援することが必要かを述べる。
それは、まず障害を持つ子供に対しての根本的な考えを整理することが大切であると考える。教師が障害を持つ子供に対して、「障害を持っているから仕方がない」と何でも考えるということは絶対にしてはいけないということ。例えば、注意欠陥多動性障害を持つ子供に、学習面の遅れを感じたとき、それは単に、障害だからという決めつけではなく、発達段階における環境が要因の一つであるということを理解しなければならない。そこから、学習の遅れをとらないよう、子供にかかわる周囲の人たちがその問題改善のためにとるべき行動を考え、環境を整えていくことが大切である。
また、子供たちには、障害を持つ子供に対して抱く疑問や、様々な気持ちを受け止め、共感的に寄り添い、その行動や発言の意味を考え、理解してもらうための手助けをすることが通常学級では必要なことである。そういった教師だけでなく周囲の子供たちの理解にも取り組むことが二次障害を防ぐことにつながるのである。
次にADHDを取り上げて、その障害のメカニズムと支援の方法を述べていくことに...