【課題】
日本国憲法における基本的人権の保障と統治機構の関係について論じなさい。
一発合格レポートになります。参考文献は配布された教科書中心ですので、ぜひ参考にしてみてください。
44 法律学概論1-2
【課題】
日本国憲法における基本的人権の保障と統治機構の関係について論じなさい。
日本国憲法において保障されている人権は、自由権、受益権、参政権、社会権、包括的基本権13条、法の下の平等14条に分類ができる。自由権は「国家からの自由」、参政権は「国家への自由」、社会権は「国家による自由」とそれぞれ呼ばれる。これらの日本国憲法で保障されている人権は、「国民の権利及び義務」と規定されており、ここで日本国民以外への保障にも焦点をある。日本国民の要件は父母両系血統主義をとっており、それ以外に天皇・皇族、法人、未成年、外国人の人権享有主体がある。天皇、皇族は日本国民ではあるが基本的人権に一定の制限がされる。法人は、自然人と法人とで分類される民法上の人になるため、八幡製鉄事件にもあるように自然人たる国民と同様の権利が保障されている。未成年者も心身の発達途上を理由に、天皇・皇族と同様に一定の制限がされている。外国人は国と地方公共団体で参政権の付与に違いがあることが挙げられる。国政レベルでは保障されない参政権ではあるが、地方公共団体レベルでは憲法上禁止されておらず、国籍条項...