【課題】
三問中一問を選んで、課題番号と課題を記入して報告しなさい。*1bを選択
1a: 「世界‐内‐存在」としての身体という考え方について、メルロ=ポンティに即して説明せよ。
1b: エピクロスが考えた「死」とはどのようなものか。エンペドクレスやソクラテスの主張と対比して説明せよ。
1c: 「言葉の本質は差異である」というソシュールの思想について、能記と所記を中心に説明せよ。
一発合格レポートになります。参考文献は配布された教科書中心ですので、ぜひ参考にしてみてください。
三問中一問を選んで、課題番号と課題を記入して報告しなさい。
1a:「世界‐内‐存在」としての身体という考え方について、メルロ=ポンティに即して説明せよ。
1b:エピクロスが考えた「死」とはどのようなものか。エンペドクレスやソクラテスの主張と対比して説明せよ。
1c:「言葉の本質は差異である」というソシュールの思想について、能記と所記を中心に説明せよ。
1b本稿では、エピクロスが考えた「死」とはどのようなものか、エンペドクレスやソクラテスの主張と対比して述べる。
エピクロスが考える「死」とは、死は何ものでもないというものである。これは、今という自分自身が存在しているときに、死は存在しない。また一方で、死が現実化する「今」には、感覚するはずの自分自身が存在しない。つまり、今というときに、自分自身と死が同時に存在することがないと主張している。実際に死を感覚することがないために、死は何ものでもないというのである。
そして、死を「予期」する場合に起こる精神の悩みに関しても、今と未来で感覚する時間にズレがあるとし、予期によって生ずる悩みは何も生み出さないとしている。今という時間を越えて働こうと...