【課題】
1.日本において無党派層が増大していることの政治的意味を考察せよ。
2.世論とは何か、また世論の形成にメディアはどの程度、影響力をもっているのか、論じよ。
3.選挙制度にはどのようなものがあるか、類型化して説明せよ。
一発合格レポートになります。参考文献は配布された教科書中心ですので、ぜひ参考にしてみてください。
50 政治学概論2-2
【課題】
1.日本において無党派層が増大していることの政治的意味を考察せよ。
2.世論とは何か、また世論の形成にメディアはどの程度、影響力をもっているのか、論じよ。
3.選挙制度にはどのようなものがあるか、類型化して説明せよ。
1 無党派層とは特定の政党支持をもたない有権者層のことである。このような人が近年急増しているが、これは果たして衆愚政治を招くのだろうか、はたまたどのような意味があるのだろうか。無党派層は単に政治に関心がなく投票に行かない有権者群であったが、近年では政治的無関心層と政党拒否層、脱政党層に分類される。まずこの時点で無党派層の増大が衆愚政治に直結しないことが分かる。無党派層の形成には2つの原因が考えられる。第1に政党支持態度による情報コストの削減に役立たない状況である。政党間の政策上の差が少なくなり政党支持を毎度比べなければならないのである。このようにして政党拒否層は生れてくると考えられる。また、支持政党があったが政党の業績が悪かったり民意を反映する政策を打ち出さなかったりした場合に、支持政党を失う脱政党層が生まれてくるだろう。第2に価値観の...