【課題】
学習指導要領と各学校の編成・実施する教育課程とのかかわりはどのようなものであるか述べなさい。
一発合格レポートになります。参考文献は配布された教科書中心ですので、ぜひ参考にしてみてください。
66 教育法規2-2
【課題】
本稿では、学習指導要領と各学校の編成・実施する教育課程とのかかわりはどのようなものであるか述べる。
「教育課程」とは、「学校教育の目的や目標を達成するために、教育の内容を児童の心身の発達に応じ、授業時数との関連において総合的に組織した学校の教育計画である」とされる。学校全体の大枠的な計画や年間計画などを含むものであり、学校の教育目標の設定、授業内容、授業時数の配当などが基本的な要素になる。教育課程の法制について、学校教育の「目的」や「目標」は、教育基本法及び学校教育法に示されている。教育課程は、教育基本法や学校教育法などの法令に従って各学校において編成されるものであり、学校教育法第33条等の定めるところにより、文部科学大臣が定めることとされる。
文部科学大臣は、学校教育法施行規則において教育課程の構成領域、各教科の授業時数などを定めているほか、教育課程の基準として文部科学大臣が別に公示する学習指導要領によるものとしている。「学習指導要領」は、学校教育法及び学校教育法施行規則に基づき教育課程の「国家基準」として文部科学大臣が公示するものとされている。...