【課題】
発達障害共通の特徴についてまとめ、それぞれの障害の特性の概要及び具体的な支援方法について述べなさい。
一発合格レポートになります。参考文献は配布された教科書中心ですので、ぜひ参考にしてみてください。
本稿では発達障害の共通の特徴をまとめるとともに、それぞれの障害の概要と特性から考えられる、具体的な支援方法について述べる。
発達障害とは、発達障害支援法第二条において、自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(以降ADHDとする)その他これに類する脳機能の障害であるものと政令で定めるものをいうとされている。(小林2019)また、生まれつき脳の機能に一部障害があり、その症状が通常低年齢に発現する特徴がある。しかし、発達障害1つとっても同じ障害をもつ人でも、全く異なる状態が見受けられる場合もある。個人差が大きいため障害の有無をはっきり区分することは難しい。さらに、成長段階や周囲の人間関係や環境によって、障害の状態が表面化したりもする。そのため、障害を周囲に正しく理解されないと、自身に否定的な評価を受け自己尊厳を失うことも考えられる。その結果、不登校や非行などの2次障害と呼ばれる状態が見られることもある。
学習障害とは、全般的な知的発達は周囲と比べ遅れはないが、話す、読む、書くなどの基本的な能力のうち特定のものの習得と使用が著しく難しい...