【課題】
教科書の第1章「地理学の歩み」を節ごとに要約しなさい。
なお、3節の「地理学の概念」については、(1)分布から(7)景観までの地理学的概念について、それぞれを要約して記述しなさい。
一発合格レポートになります。参考文献は配布された教科書中心ですので、ぜひ参考にしてみてください。
地理学の目的は「場所(地域)」の理解を通して、人類がすべて平等に、平和に、豊かに過ごすための知識や方法を提示することにある。さらに、このあと4つの立場から地理学の目的を示す。⑴場所の情報学としての地理学は、人類の行動空間の拡大にともなって獲得してきた地球上の多様な情報を整理し、記述し、表現し、社会に対して有用な情報を伝達する目的がある。現代の情報社会では重要性が増しているが、進化する情報機器・技術と地理学的な情報整理の体系との整合性をどのように図るかという課題が残っている。⑵地理的条件の分析科学としての地理学は、地理的条件の生成とメカニズムおよび地理的条件間の関係について分析し、その中から普遍的な原理を導きだすことを目的としている。⑶場所の総合科学としての地理学は、地誌学、あるいは地域地理学にあたる。地誌学は、場所の総合科学として、地理的条件の複合性を構造的に把握して地域性を明らかにする役割を担っている。⑷教育科学としての地理学は、地理学の研究を支える基盤としの役割を果たしてきたのである。
地理学は、近代科学として成立後も、学問としての性格や対象・方法をめぐって議論されてきた。以下...