環太平洋大学 通信教育課程 「D7522 総合的な学習の時間の指導法(中等用)」第一課題のA判定合格レポートとなります。
※あくまで参考資料として活用ください。
課題内容
『中学校新学習指導要領における「総合的な学習の時間の目標の構成及び趣旨」についてまとめ、中学生が学ぶ意義を述べてください。また、小中高で自分が体験した体験型活動(調べ学習、課題研究、フィールドワーク、仕事体験、国際交流、防災教育など)を1つ紹介し、それを中学校の総合的な学習の時間で行う意義を述べてください。』
中学校学習指導要領(平成 29 年告示)において、総合的な学習の時間の第 1 の目標は、
大きく分けて 2 つの要素で構成されている。1 つは、総合的な学習の時間に固有な見方・考
え方を働かせて、横断的・総合的な学習を行うことを通して、よりよく課題を解決し、自
己の生き方を考えていくための資質・能力を育成するという、総合的な学習の時間の特質
を踏まえた学習過程の在り方である。もう 1 つは他教科と同様に、総合的な学習の時間に
おいて育成することを目指す資質・能力であり①探究的な学習の過程において、課題の解
決に必要な知識及び技能を身につけ、課題にかかわる概念を形成し、探究的な学習のよさ
を理解する。②実社会や実生活の中から問いを見いだし、自分で課題を立て、情報を集め、
整理・分析して、まとめ・表現することができるようにする。③探究的な学習に主体的・
協働的に取り組むとともに、互いのよさを生かしながら、積極的に社会に参画しようとす
る態度を養う。という 3 つの柱で構成されている。
総合的な学習の時間における学習では、調べ活動や話し合い活動などの活動が、相互に
関連しながら発展的に繰り...