環太平洋大学 通信教育課程 「D3502 教育心理学B(中等) 」第一課題の合格レポートとなります。
※あくまで参考資料として活用ください。
課題内容
『中学生・高校生の時期を含む青年前期(思春期)の発達の特徴をまとめなさい。』
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人間は、赤ちゃんとしてこの世に生を受け成長して行く。発達期区分においては、多くの心理学
者によって、研究が行われてきたが、その区分けや名称は心理学者によって異なっている。エリク
ソン(Erikson,E.H 1902-1994)は、人間の発達段階を「乳児期」「学童期」「青年期」「成人期」など
の 8 つに区分分けした。
青年期とは人間の発達段階のひとつの節目である。12-3 から15-6 歳ころを青年前期、思春期と
いう。青年前期は、児童期でもなければ、成人期でもない。年齢の観点で見ても、大人とこどもの過
渡期であり、移行期でもある。エリクソン(Erikson,E.H 1902-1994)は思春期の発達課題をアイデン
ティティの確立「自我同一性」と説いた。思春期は第二の誕生の時期とも呼ばれるように、身体的に
も心理的にも重要な発達をする。
身体的発達としては、男性ホルモン・女性ホルモンの分泌が高まり、男女ともに急激な身長の伸
びや男子は発毛や精通、声変わりなどが起こり、女子は初潮が起こり、女性らしい体つきになって、
乳房の発達などの第二次性徴が見られるようになる。こうした身体...