設題:「Y-G性格検査」の特徴について述べよ。に関するレポートです。
指摘:Y-G性格検査について、特性論の説明や検査内容、算出法、注意点などが丁寧に述べられている。誤字がいくつかあったので提出の際は読み直し、訂正できるとなお良いとの指摘を受けました。
評価:A評価をいただきました。参考資料としてご活用ください。
「Y-G性格検査」について、その特徴を述べよ。
【序論】心理検査は元々、知能や人格の側面について測定することを目的として用いられていた。しかし、現在では知能検査だけでなく心理場面や教育場面での検査において、適正や性格、興味、価値、態度など様々な検査がそれぞれの専門領域にて実施されている。心理検査は、比較的少ない時間で一人一人の人間理解を助けるために行われており、代表的な行動や考え方、選択肢に基づいてカテゴリー分けや得点化を用いてデータを収集し、まとめていく方法が用いられる。
今回、この心理検査の内でY-G性格検査について取り上げ特徴を述べていく。
【本論】Y-G性格検とは、ギルフォードらの考案した3種類の人格目録を矢田部らが日本で標準化した質問紙法形式の心理検査であり、日本ではM男性性尺度を削除した12尺度、各10項目の120項目からなる心理検査である。としている。
その中にある12種類の尺度の内容は、D抑うつ性、C回帰性、I劣等感、N神経質、O客観性欠如、Co協調性欠如、Ag愛想の悪さ、G一般的活動性、R呑気さ、T思考的外交、A支配性、S社会的外交が挙げられる。これらは関連の強いも...