日本大学通信教育部の2020年度保健体育講義のレポートです。A評価をもらいました。
丸写しはせずに、あくまで参考資料として使用ください。
参考文献:保健体育講義Ⅰ
発行所:日本大学通信教育部
人の身体は、生まれてから 20 歳過ぎまで成長する。これが発育期であり、身体の発育に応
じて身体機能も発達する。しかし、すべての機能が同時に並行して発達はしない。これか
らそれぞれの時期に適している運動とその効果について論じる。
PHV年齢以前に適している運動は、神経機能の発達を促す運動である。それは、鬼ごっこ、
縄跳びなどの遊びである。この遊びは、神経系機能がピークになる3から6歳に行うと良
い。自転車に乗る練習も、この時期にした方が良い。この時期は、短期間で自転車に乗れ
るようになるが、成人後は、ほとんどの人が乗れるようにならないためである。神経機能
は、運動の巧みさであり、小学校入学前から3,4年生までは、特定のスポーツに限定せ
ず走る、投げる、飛ぶ、蹴る、受ける、泳ぐ、登るなど万遍なくやるのが良いとされてい
る。最近なくなったガキ大将を中心にした遊びが最も適している。スポーツで活躍してい
る選手の大部分は、現在の専門種目に限定したのは中学2年生ぐらいといい、それまでは
いろんなスポーツをやっている者が多い。それに対し低年齢層化の激しい最近の体操競技
選手では、他のスポーツ選手...