2020年_日本国憲法_Z1001_レポート

閲覧数3,116
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2020年11月のレポート試験で受理(合格)された解答です。
    採点者の評価は以下です。
    ・基本は押さえてある。
    ・学習のしおりに記載されている注意点を踏まえている。
    ・自分の意見がしっかり書かれている。
    ・実質的平等と合理的差別を一部混同した記述をしているので修正した方がいい。

    ちなみに、他のレポートでA判定をうたうものを見受けますが、少なくとも日本国憲法に関しては、レポートの評価は受理か添削対象外(つまり不合格)のどちらかです。A判定ってナニ…?

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    (1)自由と平等の関係
     日本国憲法では、第3章で多様な内容の人権を保障することによって自由を保障するとともに、14条で平等を保障する。
     憲法で保障される自由を次の3つに分けて述べる[1]。これらによって国家からの自由、すなわち、人権を保障している。
     1つ目は経済的自由権である。代表例として、29条1項「財産の私的所有の自由」や契約の自由などがある。これら2つは、資本主義経済を伸張させる支柱として重視されてきたものである。身近な例として、職業選択の自由、移住転居の自由、海外渡航の自由などがある。
     2つ目は外面性精神的自由権である。典型例として21条「表現の自由」がある。これは、個人の精神活動の外部的なあらわれを保障するものである。例として、ブログや本の出版において、個人の意見や主張を表現する自由がある。
     3つ目は内面性精神的自由権である。19条「思想・良心の自由」がこれにあたる。人間の人格形成のための精神活動それ自体を保障しようとするものである。例として、個人が思想を抱くことの自由や、思想の異なる団体が互いに批判し合うことの自由がある。
     続いて、平等について記す。平等は14条...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。