アパルトヘイトと南北問題

閲覧数596
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員990円 | 非会員1,188円

    資料紹介

    「南北問題」の意味と問題を探求して2000字程度で記述した。
    「南北問題」の実態を具体的な事例として組,現状、所得,経済規模,貿易,環境,労働力移動など,切り口を具体的な統計を用いて探求し、2000字程度で記述した。

    内容だけではなく、参考文献、引用文献の選択の仕方、記述方法についても参考になれれば幸いです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    A.南北問題の意味について探求したことを述べていく。
    世界では、『先進国』と『発展途上国』という分類がなされている。その特徴として、『先進国』の多くが『北半球』に、『発展途上国』の多くが南半球に存在いていることがあげられる。ここでいう、『発展途上国』とは、開発の水準が相対的に低く、経済的成長の途上にある国を示し、現在では約146 ヵ国の国と地域が該当している。
    このように、『北半球』と『南半球』の間に存在する著しい経済格差を意味する用語を、『南北問題(North-South Problem)』という。1)
    この用語の発祥は半世紀ほどの 1959 年の末である。したがって、決して古い用語ではないことが捉えられる。「南北問題」の概念は、植民地体制が、崩れた戦後、特に西側諸国の先進国にとっての新しい経済体制を構築する中で提唱された。当時、イギリスのロイド銀行会長かつ、外交官を務めていたオリバー・フランクス氏が、アメリカ行なった講演、「新たな国際均衡、西側世界に対する挑戦」に由来している。彼は、第二次世界大戦後の西側諸国の『自由主国』と東側諸国の『共産主義諸国』間でのいわゆる『東西緊張』...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。