資料紹介
通信の学生さんが最も苦戦される科目ランキング第1位とされている、『初等音楽教育法』を『1単位目・2単位目のお得セット』として、実際に合格を得た回答を作成いたしました。2020年からのレポートは、『従来の文章で述べるレポートと比較して、専門的な知識や実技が多く取り入れられている内容』となっています。
『再提出で有名』かつ、『今まで音楽に触れてこなかった学生の方が最も苦労されるレポート』であるとよくききます。音楽が苦手な方に限らず、レポートの書き方に困っている方の参考にしていただき、助けになれれば幸いです。
1単位目
課題1
世界にはさまざまな楽譜がある中で、五線譜は利点の多いすぐれた楽語と言えますが、限界もあります。五線譜では表しにくい音の要素や、その他五線語の限界について、まとめてください。
課題2
次の①から②の言葉を例にならって、四分音符と八分音符で表してください。問題の語句(カタカナ)も例と同様に書いてください。
課題3
①2音間の音程を答えてください ②与えられた音の上に、指定された音程となる音を書いてください
課題4
①指定された調の音階(上進行のみ)を書いてください。左側に記号を使わずに1度書き、右側に記号を正しくつけた形でもう一度書いてください。
②以下の2つの調については、左側に記号を使わずに自然的音階を書き、右側に調合を使って和声的音階を書いてください(上進行のみ)
2単位目
課題①
次の主要三和音を調合を使って書いてください。
課題②
次のコードネームを見て、それが表している和音を音符で書いてください。
課題③
次の語句または記号の読み方をカタカナで書き、また、その意味も書いてください。
課題④
次のような楽譜があります。演奏する小節の順序をアルファベットで書き、また、合計では何小節になるか書いてください。
⑤次のリズム譜に指示された拍子に合うように、小節線を記入し、強迫と弱拍が分かるように譜の上に●と〇をつけてください。
明星(通信)☆初等音楽教育法2020年合格レポート1・2単位目セット☆
課題1単位目
講評
参考文献で積極的に調べていることから、全体的に学ぶ意欲を感じられる内容です。臨時記号の書き方は音符と同じ高さ(真圧)に書くことを、意識してみましょう。音程や音感についてもよく理解できています。今後も学びを深めてください。
1世界にはさまざまな楽譜がある中で、五線譜は利点の多いすぐれた楽語と言えますが、限界もあります。五線譜では表しにくい音の要素や、その他五線語の限界について、まとめてください。
世界各国の標準基準であるかのように使用されている五線端は、初めから5本の線があったわけではない。最初は線がなく、古代ギリシャの楽譜のように記号で表していた。5線譜のルーツとなっているのは古代ローマ時代の記譜法である。この時代に、記譜法は大きく発展した。記譜法の他にもローマ帝国の国教として認められたキリスト教もローマ帝国の拡大に伴い、急速に広まっていき、大きな発展を遂げた。9世紀頃には音の上がり、下がりを線で表したネウマという記譜法が可能となる。このネウマでキリスト教の聖歌は記録され、楽譜に記すことで記憶違...