日大通信 史学概論の合格レポートです。
あくまで参考程度としてご利用ください。
(丸写しはバレますので、ご注意ください。)
科目コード:Q30100
史学概論 課題1
歴史学を扱う者が歴史像をつくりあげるためには、
①「史料のあり方」
②「歴史の意味づけ」
③「歴史の見方」
に留意する必要がある。それはどういうことか、それぞれについて具体例を示しながら論述しなさい(1600~2000字)。
なお①②③をバランスよく記述してください。
歴史学を扱う者が歴史像をつくりあげるためには、
①「史料のあり方」
②「歴史の意味づけ」
③「歴史の見方」
に留意する必要がある。それはどういうことか、それぞれについて具体例を示しながら論述しなさい(1600~2000字)。
なお①②③をバランスよく記述してください。
歴史学を扱う者が歴史像をつくりあげるために留意する「史料のあり方」「歴史の意味づけ」「歴史の見方」の三つについて、それぞれ論じる。
歴史は史料に基づかなければ書くことが出来ないが、すべてのことが史料に残されてはいない。史料から読み取れること以外のより細かな事柄は、他の資料と合わせて確認する必要がある。例えば、十八世紀のハンガリーで行われた魔女裁判の史料は、この時代の数限りなく行われた裁判記録の一つだが、この事件が無ければ記されなかった、事件の周りにあった事柄を浮かび上がらせることが出来る。しかしこの史料だけでは、登場人物の職業や村での作物の栽培状況といったことが分かるのみで、村人についての基本的なことは分からない。そのためもう一つ、村の納税帳簿を合わせて用いることで、村の全体像に近付くことが出来る。帳簿に女性名が載ってい...