初等英語科教育法1単位目
1外国語教育における小中学校の学びの接続と連携の意義は、小中間の学びの接続によって、英語を使ってコミュニケーションを図る態度や能力を養うとともに、外国語への知識や活用できる技能を伸ばしていくことである。
接続・連携をはかるための重要なポイントとして、小中一貫のカリキュラムを作成することが挙げられる。このカリキュラムを作成する際は、学習指導要領での目標を小中学校の教員が理解し合い、指導観を共有することで、見通しをもって児童・生徒を育てることができる。また、専門の指導者が不在・不足の小学校を中学校の教員がサポートすること、小中合同授業研究会などで、中学校区の児童・生徒の実態把握や分析を行うことで、7年間の目標を明確にし、系統的な指導を行うことができる。私は小学校教員として、英語を使ってのコミュニケーション活動を大切にしたい。学習した英語が通じるという喜びを感じさせることで、より深く表現や文法を学ぶこととなる中学校段階においても、積極的に学ぶ意欲・態度に繋がるものと考える。
2アクティブ・ラーニングとは、能動的学習のことで、教師の一方的な教え込みにより、児童が受け身...