道徳の理論及び指導法(中)最終試験レポート 佛教大学【Z5107/2020年】

閲覧数3,449
ダウンロード数5
履歴確認
更新前ファイル(1件)

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    道徳の理論及び指導法(中) 最終試験レポート

    【設題内容】教育基本法の改正と道徳科の設置によって道徳教育はいかに変化したかについて述べなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    道徳の理論及び指導法(中)
    教育基本法の改正と道徳科の設置によって道徳教育はいかに変化したかについて述べなさい。

     昭和23年に教育勅語が排除され、教育基本法が教育現場の主方針として決議された。更に昭和33年には文部省から「道徳実施要綱」が出され、実質的な道徳の時間が特設された。それから今日に至るまでの間、教育基本法や道徳教育の内容は時代と共に様々な変遷を経てきたが、戦前のように道徳教育が国家の策略の元に人間性破壊の道具として使われていた時代は終わり、民主主義的な人間性の探求と個人の自主性を重んじる精神的な教育が促進されてきた。特に道徳教育の時間が特設されてから8年後の昭和41年に中央教育審議会答申にて定義された「期待される人物像」はその後の道徳教育の方向を決定づける重要なものであった。例えば「期待される人物像」の第1章では、生命に対して畏敬の念を持つことが真の宗教的情操であることを唱え、人類が生命への感謝の気持ちを持つべきだと強調しているのだが、この生命に関する考えは現代の道徳教育でも「生きる力」という新しい教育課題としてその内容が引き継がれている。また第5章には戦後当時で批判の多...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。