<課題>
国語科と読書について論じなさい。
<講評>
国語科と読書の役割り、そして関わりについて書けました。読書推進策では、ご自身の考えを述べることができました。
<参考・引用文献>『第2版 国語科教育入門−小学校教員を目指すために−』長谷川清之著(明星大学出版部)
2021年度 明星大学通信教育学部 国語(書写を含む) 2単位目の合格レポートです。
PB1012 国語(書写を含む) 2単位目
<課題>
国語科と読書について論じなさい。
近年、若者の読書離れが急増している。私もその読書を苦手とする若者の1人である。幼い頃は本屋に行く度に興奮し、気に入った本を持ちきれないほど抱えては、子供用に作られた読書スペースで黙々と読むのが好きだった。そんな私が読書嫌いになってしまったのは、中学受験の勉強を始めた頃である。小学校では扱わないような難しい内容の文章が、実に細かい文字で何ページにもわたって書いてあり、一生懸命読んで解いた問題は不正解。そのようなことを繰り返しているうちに、文字を読むことが億劫になってしまった。中学生になってもそれは変わらず、地獄の読書感想文の宿題では文章量の少ない本を選び、何日もかけて仕上げた記憶がある。現在でも、新聞はおろか教科書ですら読み始めて3秒もすれば集中力が切れてしまうほど、極度の読書嫌いである。そんな私の視点をもとに、国語科と読書について論じたい。
国語科では、言葉の働き方を意欲的、計画的に学び、また必要な情報を集めたり、様々な人物に出会ったり、知的な好奇心を触発させたりして、読書を楽しむとともに、何...