資料紹介

＜課題＞
1. カウンセラーの行うカウンセリングと比較しながら、教師の行う教育相談の目的・内容・特徴を整理しなさい。3種類の教育相談の違いについても言及すること。
2. 子どもを発達的な視点から理解するとはどういうことか、および、子どもの問題行動の捉え方の2点について整理して述べなさい。

＜講評＞
課題の設問に、概ね解答されていましたので、本レポートは合格です。

参考文献：『教師のためのカウンセリング・ワークブック』菅野純著、2001（金子書房）
『教師のための教育相談 日常から子供に向き合うインクルーシブな発達支援』西本絹子著, 2018 (萌文書林) p25
『新しい学校教育相談の在り方と進め方−教育相談係の役割と活動』栗原慎二著、2002（ほんの森出版）p.78-85
『やわらかアカデミズム・わかるシリーズよくわかる教育相談』春日井敏之、伊藤美奈子編著、2011 (ミネルヴァ書房) p.82-83

2021年度 明星大学通信教育学部 教育相談の基礎と方法 1単位目の合格レポートです。

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PA3140 教育相談の基礎と方法 1単位目
＜課題＞
1. カウンセラーの行うカウンセリングと比較しながら、教師の行う教育相談の目的・内容・特徴を整理しなさい。3種類の教育相談の違いについても言及すること。
2. 子どもを発達的な視点から理解するとはどういうことか、および、子どもの問題行動の捉え方の2点について整理して述べなさい。

1. 学校教育には学習指導と生徒指導の二つを柱にして成り立っているが、教育相談は学校という社会的集団の維持や集団への適応、そして、人格の発達や心身の健康をはかる生徒指導という大きな枠組みの中で、教師が児童最優先の姿勢に徹し、児童の健全な成長・発達を目指すとともに、的確に指導・支援することである。
　小学校には臨床心理士など専門性を有するカウンセラーが配置され、いじめや不登校等、心に問題を抱える児童や保護者の心身の健康を取り戻し、自己実現をするための支援が行われる。スクールカウンセラーによるカウンセリングは、相談面談をはじめ、プレイセラピーなどの心理臨床的技法が用いられる。一方で、教育相談の対象は全ての児童と保護者であり、学習面・心理社会面・進路面などに関...

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