更生保護制度 医療観察制度について

閲覧数2,220
ダウンロード数10
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    A評価のレポートです。1648文字

    【設題】 医療観察制度の処遇の流れを簡潔にまとめ、関係する職種や組織の役割を各々説明しなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    医療観察制度は、心神喪失等の状態で、重大な他害行為を行なった人の社会復帰を促進
    することを目的とする。医療観察制度が施行されるまでは、心神喪失等の状態で重大な他
    害行為を行なった精神障害者については、措置入院制度等により処遇が行なわれていた。
    しかし、専門的な治療が困難で、医療を継続する仕組みが無く、地域を超えた連携が難し
    いという問題があった。そこで、全国的なネットワークを有し、これまで関係機関と連携
    して更生保護を推進してきた保護観察所が医療観察制度に関与し、役割を担うようになっ
    た。
    医療観察制度の処遇の流れとして、保護観察所は検察官の申立てによる裁判所で審判段
    階における生活環境の調査、指定入院医療機関入院段階における生活環境の調整、指定通
    院医療機関通院段階での精神保健観察の実施などにより、処遇の最初から最後まで一貫し
    て関与する。保護観察所で医療観察制度にかかる業務に従事しているのが社会復帰調整官
    である。社会復帰調整官には関係機関と緊密に連携し、本人との信頼関係を築き、継続的
    な医療が確保されるよう支援を行ない、専門性を有する者であることが必要である。医療
    観察法では、...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。